『14ひきのひっこし』いわむらかずお（童心社刊）
『14ひきのシリーズ』などで知られる絵本作家・いわむらかずおさんが、2024年12月19日に亡くなっていたことを、『いわむらかずお 絵本の丘美術館』が公式サイトで発表しました。85歳でした。
公式サイトでは「いわむらかずおが、2024年12月19日に永眠いたしました。85歳でした」と報告。続けて「生前お世話になったみなさま、いわむらかずおの絵本の愛読者のみなさまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました」とつづっています。
公式サイトでは「いわむらかずおが、2024年12月19日に永眠いたしました。85歳でした」と報告。続けて「生前お世話になったみなさま、いわむらかずおの絵本の愛読者のみなさまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました」とつづっています。
■『14ひきのシリーズ』が海外でも人気に
公式サイトによると、いわむらさんは1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科を卒業後、1975年には東京を離れ、栃木県益子町の雑木林の中に移り住みました。
1983年には、ねずみの家族を描いた『14ひきのひっこし』『14ひきのあさごはん』を発表。以後、『14ひきのシリーズ』は、国内で累計発行部数800万部（出版社発表）を超える人気作となりました。さらに、作品は中国・フランスなどで翻訳出版されるなど親しまれ、2014年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章しています。
訃報に際し、公式サイトでは3月28日に送る会を開催することも発表。場所は、『いわむらかずお 絵本の丘美術館』で行われるということです。
最終更新日：2025年1月23日 21:55
