香坂みゆき、36年ぶりの新曲を熱唱 新曲への思いを明かす
第一部冒頭、紺色のホルターネックのドレス姿で登場した香坂さん。自身が作詞した36年ぶりの新曲『風にまかせて』を歌う前には、「息子の卒業式があって、ハワイからニューヨークへ旅へ出て。回遊する中で(音楽を)聴きながら、ニューヨークから学校行くまでのアムトラック(全米鉄道旅客公社)の中で(歌詞を)書いて」と語り、「間違えないで歌えるかな〜自分で書いたのにさ」とファンを笑わせる場面も。
もう一方の新曲『黄昏とせつなさと』は、心地よいリズムトラックとコーラスワークが特徴のシティーポップテイストに仕上がっています。
新曲2曲に自身の境遇を照らし合わせ、「私は今シングルですけど、シングルであろうがなかろうが、お子さんが大体60歳くらいになると大人になりつつ、離れつつ、また自分の時間が持ててどうしようっていう考え方をすると思う。そんな時に私は歌を歌いたいと思った」と話しました。
さらに、「新曲2曲もそういう時代、年代を生きている女性が、自分のために何となく生きてるんだよねっていうふうに思ってくれたらすごくいいなと思って」と思いを明かし、「全然違う曲で全く別の2曲なんだけど、中の芯みたいのは同じっていう感じがして、すごいうれしかった。是非両方聴いていただければなと」と語りました。
また、香坂さんは、去年一緒にライブを行った松本伊代さん(58)とのライブを今年の夏に計画していると明かしました。