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笑福亭鶴瓶、原田知世と初共演 「僕が旦那で気の毒ですけど」実話描く映画で夫婦役

2024年3月1日 21:50
笑福亭鶴瓶、原田知世と初共演 「僕が旦那で気の毒ですけど」実話描く映画で夫婦役
初共演となる笑福亭鶴瓶さんと原田知世さん (C)2025「35年目のラブレター」製作委員会
落語家で俳優としても活躍する笑福亭鶴瓶さん(72)と、俳優で歌手の原田知世さん(56)が初共演する映画『35年目のラブレター』が、来年3月7日に公開されることが発表され、心境を明かしました。

本作は、読み書きができない夫が、35年連れ添った妻に感謝の気持ちを手紙で伝えようと一から文字を習い奮闘する物語。ある夫婦の実話をもとに映画化されます。

主人公の西畑保役を務める鶴瓶さんは、「オファーをいただいて映画の脚本を読んで面白そうと思いましたし、その後原田さんが妻役だと聞いて“ぜひ!”とお伝えしました。原田さんには僕が旦那で気の毒ですけど…(笑)。全然喋らなくてもいいなって思える空気で、完全に夫婦になってます」とコメント。

続けて「先日、西畑保さんに実際にお会いしました。歳を重ねてから何かいいものを手に入れた人って、なんか嬉しそうなんです。そこが一番大事です。嬉しそうなんですね。“字”を書いたことで人生が豊かになって、それだけ努力もされて…凄く素敵な方でした。粛々と気張る必要なく淡々と過ごしていった結果に、幸せがある。そう思って撮影に臨んでます」と語りました。

そして、妻の西畑皎子役を演じる原田さんは、「舞台が奈良県なので関西弁での演技が少し不安でしたが、鶴瓶さんと夫婦役をやらせていただくこんなチャンスはないと思い、参加させてもらうことを決めました。この作品に出会ってはじめて映画の元となった西畑保さんの実話を知りました。大人になってからでも何かを始めて、達成することができるのだと希望が持てるお話です。物語自体は日常が描かれています。だからこそ、鶴瓶さんと一緒に夫婦の空気感やテンポを大切にしています。ワンシーンの積み重ねひとつひとつが、最後に大事な思い出のひとつひとつになる。そういう作品だと思って、鶴瓶さんをずっと見つめていろいろ発見したいですし、その時間を大事にしようと思います」と、コメントを寄せました。