林家木久扇「毎週試験を受けているような、ドキドキしながらの55年」 笑点への思い語る
落語家・林家木久扇さんが『笑点』への思いを語った
落語家の林家木久扇さん(86)が25日、都内で行われた落語協会の『百年会見』に、同じく落語家の柳亭市馬さん(62)、林家正蔵さん(61)と出席。卒業を控えた『笑点』について思いを語りました。
2024年3月をもって、レギュラーメンバーを務める『笑点』を卒業する木久扇さん。55年にわたり出演し続けた番組について「面白いこと、おかしいことを毎週やらなくちゃいけないので、毎週試験を受けているような気持ちで。出るのはうれしいんですけど、ドキドキしながらの55年でございました。卒業宣言をして、そういうことがなくなるので、本当にほっとしています」と心境をこぼしました。
そして、落語家としての自身の役割について、「(落語の面白さを)伝えるのは『笑点』という窓口でずっとやってまいりました。私は“呼び込み役”。私の役目は55年やりましたから、若い人につないでもらって。誰かが私の席に座って面白いことを言って、落語はとても面白いものだと(見ている人に)気づいていただく。この作業がとても大事」と語り、次世代を担う後輩に期待を寄せました。
落語協会は、100年前の1924年2月25日に発会式が行われて発足。木久扇さんは、同協会の相談役を務めています。「私は落語協会の100年のうちの63年を(落語界で)生きているわけでございまして、感無量でございます」と感慨深そうに語りました。
2024年3月をもって、レギュラーメンバーを務める『笑点』を卒業する木久扇さん。55年にわたり出演し続けた番組について「面白いこと、おかしいことを毎週やらなくちゃいけないので、毎週試験を受けているような気持ちで。出るのはうれしいんですけど、ドキドキしながらの55年でございました。卒業宣言をして、そういうことがなくなるので、本当にほっとしています」と心境をこぼしました。
そして、落語家としての自身の役割について、「(落語の面白さを)伝えるのは『笑点』という窓口でずっとやってまいりました。私は“呼び込み役”。私の役目は55年やりましたから、若い人につないでもらって。誰かが私の席に座って面白いことを言って、落語はとても面白いものだと(見ている人に)気づいていただく。この作業がとても大事」と語り、次世代を担う後輩に期待を寄せました。
落語協会は、100年前の1924年2月25日に発会式が行われて発足。木久扇さんは、同協会の相談役を務めています。「私は落語協会の100年のうちの63年を(落語界で)生きているわけでございまして、感無量でございます」と感慨深そうに語りました。