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安藤サクラ、最優秀助演女優賞を獲得 涙ながらにスピーチ 日本アカデミー賞

2023年3月10日 21:58
日本映画界最高の栄誉とされる『第46回日本アカデミー賞』の授賞式が10日におこなわれ、俳優の安藤サクラさん(37)が映画『ある男』の演技が高く評価され、最優秀助演女優賞に輝きました。

映画『ある男』は、芥川作家・平野啓一郎さんのベストセラー小説を実写化した作品。弁護士のもとに亡くなった夫の身元調査をしてほしいという依頼を受けたことから始まり、名前も過去も不明の全くの別人であると判明した“ある男”の謎に迫るヒューマンストーリー。安藤さんは、依頼者の里枝を演じています。

受賞後のスピーチで安藤さんは、涙を浮かべながら「(撮影)現場の最中に、“現場がすごく好きなんだ、撮影のみなさんの中にいるのが何よりも好きなんだ”とはっきりと思えて。撮影で押し潰されそうになっても、クヨクヨしても、そんなの死ぬわけじゃないし、何より撮影の現場にいるのが好きっていうのをこの現場中に思えました」と、撮影現場への思いを語りました。