ハロプロ加入から約14年の植村あかり「最後に残るのは幸せな気持ち」 日本武道館で卒業公演を開催
この公演をもって、Juice=Juiceのオリジナル・メンバーで“3代目リーダー”として活躍した植村あかりさん(25)が、グループとハロー!プロジェクトを卒業しました。植村さんは、2010年にハロプロ研修生へ加入。2013年2月に結成したJuice=Juiceで当時最年少のオリジナル・メンバーに選ばれ、すでに卒業している宮崎由加さん、金澤朋子さんに続くグループの“3代目リーダー”を務めました。
主催者によると会場には、約1万1000人のファンが詰めかけ、全国各地の映画館でライブビューイングも実施されたライブは、メジャーデビュー曲『私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)』からスタート。
ほかにも『好きって言ってよ』、『イジワルしないで抱きしめてよ』、植村さんのラストシングル曲でつんく♂さんが作詞作曲した『おあいこ』、ハロプロ研修生の曲「天まで登れ!」などが披露されました。
ライブ終盤、きらびやかなドレス姿で登場した植村さんは、結成から11年が経過したことについて「短いか⾧いかで言えば、どちらともとれない。もう、測れないような期間をここで過ごさせていただいた」と振り返り、「11年を過ごしてきて色んなことを味わってきたけど、粋も甘いもかみしめてきたけど、でも最後に残るのは幸せな気持ちしかなかったです」と笑顔を見せました。
リーダーを継ぐ段原瑠々さん(23)は「最後のオリジナル・メンバーの植村さんを送り出すことになって、私は妹じゃなくなってしまうので。明日から、それが少し寂しい」と思いを吐露しつつも「大好きな植村さんが愛してくださったJuice=Juiceを、これからもずっと続けていきたい」と意気込みを語りました。