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和田アキ子 73歳「右目はほとんど見えない」 体調面の不安を明かす

2023年12月22日 22:00
和田アキ子 73歳「右目はほとんど見えない」 体調面の不安を明かす
芸能生活55周年の歌手・和田アキ子さん
歌手の和田アキ子さん(73)が20日に放送された『1周回って知らない話』に出演し、ケガと病気にまつわる体調面と自身の引き際について明かしました。

今年、芸能生活55周年の和田さん。これまでケガや病気と、苦悩の日々だったそうで「いまだに“シェーグレン症候群”という膠原病(こうげんびょう)の軽いヤツだけど、喉が渇いたり、目が乾いたりする」と話し、他にも“関節リウマチ”などを患ってきたことを振り返りました。

さらに「右目はほとんど見えないんですよ」と明かすと「“網膜色素上皮裂孔”と言って、この辺に誰かいるとか明るさは見えるけど、だから5週に1回は手術しているの」と告白しました。

■トレーニング中に股関節を痛め、右ひざの軟骨負傷で手術

また去年8月、トレーニング中に股関節を痛め、それが原因で右ひざの軟骨も負傷していた和田さん。立って歌うことがままならなくなり、今年3月から予定していたツアーをすべてキャンセル。しかし“どうしても55周年ツアーをやりたい”と決心し、今年9月に右ひざ関節の手術に踏み切ったといいます。

手術翌日からリハビリを開始し、驚異の回復力で術後4日目にはツエだけで歩行できるまでになり、関係者を驚かせたといいます。現在もツエを使って歩行しているという和田さんはレギュラー出演している生放送の番組でも本番直前までツエをつき、本番の時だけツエを外してもらっていることも明かしました。

■歌手・和田アキ子としての引き際とは…

「やっぱり歌手っていうのがあると、“歌わなあかんで”というのがあるから、歩いている姿は痛みで無様だけど、歌うときはカッコいい和田アキ子でいたいから」という和田さん。「歌手・和田アキ子を見てほしい」という強い思いから12月にはつらいリハビリを乗り越え、メモリアルライブを見事、成功させました。

満身創痍(そうい)の状態でも歌手として頑張れる理由について「応援してくれる人がいるから、ファンがいるから」と答える和田さん。自身の引き際について「やっぱり歌い続けたい。年齢は関係ないよ。あたしの場合は声さえ出ていれば、シワになってもシミになっても、お尻垂れても、おなかぽっこんでも声さえ出ていれば、真っ赤なマニキュアして、葉巻くわえてブルースを歌いたい」と笑顔で明かしました。