和田アキ子 73歳「右目はほとんど見えない」 体調面の不安を明かす
今年、芸能生活55周年の和田さん。これまでケガや病気と、苦悩の日々だったそうで「いまだに“シェーグレン症候群”という膠原病(こうげんびょう)の軽いヤツだけど、喉が渇いたり、目が乾いたりする」と話し、他にも“関節リウマチ”などを患ってきたことを振り返りました。
さらに「右目はほとんど見えないんですよ」と明かすと「“網膜色素上皮裂孔”と言って、この辺に誰かいるとか明るさは見えるけど、だから5週に1回は手術しているの」と告白しました。
■トレーニング中に股関節を痛め、右ひざの軟骨負傷で手術
また去年8月、トレーニング中に股関節を痛め、それが原因で右ひざの軟骨も負傷していた和田さん。立って歌うことがままならなくなり、今年3月から予定していたツアーをすべてキャンセル。しかし“どうしても55周年ツアーをやりたい”と決心し、今年9月に右ひざ関節の手術に踏み切ったといいます。
手術翌日からリハビリを開始し、驚異の回復力で術後4日目にはツエだけで歩行できるまでになり、関係者を驚かせたといいます。現在もツエを使って歩行しているという和田さんはレギュラー出演している生放送の番組でも本番直前までツエをつき、本番の時だけツエを外してもらっていることも明かしました。
■歌手・和田アキ子としての引き際とは…
「やっぱり歌手っていうのがあると、“歌わなあかんで”というのがあるから、歩いている姿は痛みで無様だけど、歌うときはカッコいい和田アキ子でいたいから」という和田さん。「歌手・和田アキ子を見てほしい」という強い思いから12月にはつらいリハビリを乗り越え、メモリアルライブを見事、成功させました。
満身創痍(そうい)の状態でも歌手として頑張れる理由について「応援してくれる人がいるから、ファンがいるから」と答える和田さん。自身の引き際について「やっぱり歌い続けたい。年齢は関係ないよ。あたしの場合は声さえ出ていれば、シワになってもシミになっても、お尻垂れても、おなかぽっこんでも声さえ出ていれば、真っ赤なマニキュアして、葉巻くわえてブルースを歌いたい」と笑顔で明かしました。