休井美郷「強い女性でいたい」 “鋼のメンタル”だからかなえられた夢
休井さんは、18歳からアイドルやタレントとして活動していましたが、26歳で芸能界を引退。その後、パン講師として働く傍ら、2021年に配信された恋愛リアリティー番組に出演。すると番組内で見せた“あざとい”しぐさが話題となり、番組配信前は2000人足らずだったというインスタグラムのフォロワー数は現在、約20万人(2022年7月1日時点)に増加し、再びタレントとして活動しています。
――休井さんは、周りからどういう人だと言われますか?
“あざとい”ってよく言っていただけてます。私は“最高の褒め言葉”だと思っています。(会話の最中に)顔周りに手がくることが多いらしくて、『あざといね今日も』って言われます。意識したことはなくて、今のやつは何があざとかったのかみたいな。あんまり分からなくて…。
■メンタルは“鋼” 「ハートは割れない!」
――ファンの方からは、どんなことを聞かれますか?
『どうやったらそんなにポジティブになれますか?』とか、『メンタル強くなれますか?』とか、よく言われるんですけど、これまでは(あざとさが影響して)あんまり女の子に好かれてこなかったんです…。本当に嫌われて生きてきたんで、自然と(強いメンタルに)出来上がってきたというか…。さすがに最初は私も落ち込みました。でも、それっきりですね。落ち込むことはなくなりました。
――嫌なことや泣くこととかはないんですか?
悲しいこと、嫌なこと、怒ることとか本当にないんですよ。メンタルは“鋼”、メンタルは強い方だと思います。“ハートも8個”くらいあると思うし、全然ハートは割れない! 『うわ、ハート削れた!』と思うことあるじゃないですか。それでも自分で笑っちゃうくらい立ち直り早くて…。アンチとかもダメージは食らわないですし、めっちゃエゴサします。そこから学ばせていただけることもすごく多いと思っていて、自分が良かれと思っていたこととかも、人からこう聞こえてるんだとか、すごい学ばさせていただけることが多くて助かるなと思っています。
■「誰も私のことなんて見てない」
念願だった自身の写真集では、積極的に衣装などのアイデアを出して撮影し、食事制限も行ったという休井さん。写真には控えていたお酒やご飯をおいしそうに食べる姿などが収められています。
――写真集ですっぴんも公開してますが抵抗は?
ないんですよ私。逆に(多くの人が)すっぴんでどこにも行けないことにびっくりしました。
――振り切ってますね
だって、誰も私のことなんて見てないですもん! ディズニーランドだって行けちゃう!
■「強い女性でいたい」前向きに生きてるからかなえられた夢
休井さんは30歳で出演した恋愛リアリティー番組をきっかけに、芸能界に再チャレンジ。すると、“東京ガールズコレクション出演”、“写真集発売”など一度諦めた夢を次々に実現させました。そこで、長年の夢をかなえることができた理由について休井さんに聞きました。
――まず30歳で芸能界へ再挑戦。不安はなかったですか?
私は今31歳なんですけど、“30歳だから”とか、“こんな年だから”とか、誰が作ったのか分からない壁とかで悩んでる人すごく多いんですよ。(ファンから相談の)DMとかもたくさんもらうんです。30歳だからってやっちゃいけないわけじゃないし。どんどんチャレンジしていけるものもあると思っています。
――諦めかけた夢をかなえることができた理由はなんだと思いますか?
ネガティブなことを思っちゃったとしても、意地でも口には絶対に出さないように決めています。ダメな方向の想像はしたことがないんです。(諦めるような言葉)ネガティブなことって口にすると、そうなっていくような気がするんです。これまで『あざといね』と言われ、女の子に嫌われて生きてきました。多分それがあったから、私が前向きにこうやっていられると思っています。むしろ“あざとい”を構築してくれてありがとうって思っています。“強い女性”でいたいなと思っています。