森山未來、主演映画『大いなる不在』 宮﨑駿監督とともに第71回サン・セバスティアン国際映画祭へ
映画『大いなる不在』で主演する森山未來さん(C)2023 CREATPS
俳優の森山未來さんが主演する映画『大いなる不在』(2024年公開予定)が、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』とともに、第71回サン・セバスティアン国際映画祭の『オフィシャルセレクション』に選出され、ヨーロッパで初上映されることが25日に発表されました。
今回選出される『サン・セバスティアン国際映画祭』は、ヨーロッパでカンヌ、ベルリン、ベネチアの映画祭に次ぐ映画祭とされており、2023年で71回目の開催を迎えるスペイン語圏最大の映画祭。今回は現時時間9月22日から30日まで開催され、“コンペティション部門”にあたる『オフィシャルセレクション』には、日本から宮﨑監督の『君たちはどう生きるか』と近浦啓監督の『大いなる不在』の2作品がノミネートされています。
監督を務めた近浦啓さんは「世界初上映のトロント国際映画祭に続き、ヨーロッパ初上映をサン・セバスティアン国際映画祭のコンペティションで迎えることができること、大変光栄です。短編映画の頃から自主制作の体制で、右も左も分からず映画制作に取り組んできた中、このような大きな舞台でこの作品を披露できることには感慨深いものがあります。9月は、トロントとサン・セバスティアンで、北米の観客の反応とヨーロッパでの反応の違いなどを実感できると良いなと思います」とコメントしています。