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江口洋介 俳優は“向いてない”と感じた過去も「やり続けられたから今がある」

2022年9月19日 21:40
江口洋介 俳優は“向いてない”と感じた過去も「やり続けられたから今がある」
映画『線は、僕を描く』公開記念イベントに出席した江口洋介さん
俳優の江口洋介さんが18日、映画『線は、僕を描く』(10月21日より全国公開)の公開記念イベントに、横浜流星さんと登壇し、これまでの俳優人生で“力になったこと”を明かしました。

映画は横浜さん演じる大学生・青山霜介(あおやま・そうすけ)が水墨画と運命的な出会いを果たし、その世界に魅了されていく物語。江口さんは、霜介の師匠・湖山(こざん)の一番弟子・西濱湖峰(こほう)を演じます。

イベントでは、俳優という仕事において、チャレンジする時やつらい時“どう乗り越え方てきたか”を聞かれた江口さんは「いつの間にか時間がたって今ここにいるという感覚が正直なところです」と回答。続けて「映画の中で好きなセリフがあって、何かを見つけようともがいている人に対して、“人は何かになろうとするんじゃなくて、変わっていくんだよ”っていうセリフが、原作にもあったんですけどすごく印象的で。(私も)昔から常に模索しているというか、過去にこだわらず前しか見ない姿勢でやってきました」と仕事への取り組み方を明かしました。

それでもうまくいかないことは多くあったそうで「(演技が)できないんですよね。そこにはできてる先輩がいっぱいいて、どうすればこういう風にできるのかなって。向いてないなー、とか無理かなって思う時期もあって」と話し「現場に行って“やっぱ今日もできなかった~”って帰ってきて。そういう繰り返しの中で突破口がどこかにあるんでしょうね。見つかるまでやり続けられたから今があるんだと思います」とこれまでの俳優人生を振り返りました。