『銀河鉄道999』鉄郎役・野沢雅子とメーテル役・池田昌子 松本零士さんへお別れの言葉
■「先生の周りには、常にたくさんの笑顔があった」
また、松本さんとの思い出は数え切れない程たくさんあり、『銀河鉄道999』のイベントでは日本中を一緒に回ったという野沢さん。「イベント先ではいつも夜遅くまでスタッフの皆さんと飲んでいらっしゃって、お話しが大好きな先生の周りには、常にたくさんの人の笑顔があったことを昨日のことのように思い出します」と振り返りました。
■「宇宙から、こちらの世界を見守っていてください」
そして野沢さんは「寂しい気持ちは消えませんが、きっと先生は999号で車掌さんに会って、旅先でも好きな漫画を描いては楽しく過ごしていらっしゃるのではないかと思います」といい、「宇宙から、こちらの世界を見守っていてくださいね。先生と鉄郎に会えて私、本当に良かった。本当にありがとうございました」と感謝を伝えました。
最後には、野沢さんと池田さんが、鉄郎とメーテル、それぞれの声を演じながら松本さんへお別れの言葉を送りました。
――僕たちも旅を続けていければ、星の海のどっかでまた会えるんだ。それまでちょっぴり寂しいけど…松本先生! お元気で! またね!
――松本先生。私も鉄郎と同じで、寂しい気持ちもあります。でも、私たちのそんな気持ちはそっちのけで、好奇心の強い先生はきっと、時の流れの旅を楽しんでらっしゃるんでしょうね。いつか、どこかで、また。