劇団四季『ゴースト&レディ』最終通し舞台稽古が公開 最新作ミュージカル
最新ミュージカル『ゴースト&レディ』は、“男性層の開拓”を狙い、藤田和日郎さんのコミックス『黒博物館 ゴーストアンドレディ』(講談社)を原作にミュージカル化。看護の道に進むことが使命と信じているフロー(フローレンス・ナイチンゲール)と、芝居をこよなく愛するシアター・ゴーストのグレイの不思議な絆を描いた物語です。
最終通し舞台稽古では、ドルーリー・レーン劇場でフローとグレイが出会うシーンや、フローが看護師たちと共にスクタリ陸軍野戦病院へ向かうシーン、フローとグレイがお互いの声の聞こえないところで思いを重ねるシーンなどが先行公開されました。
6日の初日を前に、フロー役を務める谷原志音さんは「偉大な功績を残したフローレンス・ナイチンゲールですが、この作品では悩み迷いながらも自分の信じる道を進む1人の女性として描かれています。見に来てくださるお客様にも“あしたを生きる力”を感じていただけるよう精いっぱい演じたい」と、コメントを寄せました。
グレイ役の萩原隆匡さんは「生きる意味を見失っていたフローと孤独なグレイ。2人が出会い、互いに影響されながら、次第に育む深い絆の美しさが描かれた、この作品のメッセージをしっかりとお届けできるよう、1回1回の舞台を誠心誠意務めてまいります」と意気込みました。
『ゴースト&レディ』は、5月6日から11月11日まで、JR東日本四季劇場[秋]で上演されます。