萩本欽一 83歳、“欽ちゃん流の笑い”を若い世代へ伝授 「間が悪いんだよ」熱心に指導
80歳を超えてからも約1000人の観客の前でライブを行うなど、精力的に活動している萩本さん。その萩本さん自身が“公開オーディション”の形で新人発掘を行う『欽ちゃんオーディション on stage 』vol.2が16日、開催されました。
なぜ今、新人発掘を行うのか萩本さんに聞いてみると、「80歳過ぎてさすがに舞台できないと思った。できないじゃなく、できる人を探せばいいんじゃない」と、その理由を明かしました。
■新人発掘は「自分のためにも、いいお勉強に」
今回、参加したのは劇団員や会社員など、書類選考で選ばれた3人。実際に舞台に立って、萩本さんが出したお題にこたえていきます。
例えば、“お釣りの受け取り方”というお題。かわいらしく受け取るなど、様々なパターンを試していきます。ここでは、「お前間が悪いんだよ。“笑い”っていうのはおかしいことするんじゃなくて、間をうまく使えばおかしくなる」と、熱心に指導する萩本さんの姿がありました。
参加者は、「貴重な機会なので、マネできないけど学びたいって思いました」とコメント。萩本さんは、「お客さんが“彼が見たくて来る”ってなったら合格だよ。どこまで合格かっていうのは、このステージが完成した時以外は合格出ない。お客さんが合格を出すから。自分のためにも、いいお勉強になってるね」と話しました。今後も新人発掘に力をいれていくということです。
(2月19日放送『news every.』より)