尾上松也 『刀剣乱舞』を歌舞伎化 キャラクタービジュアルへの並々ならぬこだわり
原案は、日本刀を擬人化した『刀剣男士』を率いて、敵から歴史を守るゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』。ミュージカルやストレートプレイで舞台化もされ、世界中で人気となっているゲームです。今回、松也さんは主演するとともに、歌舞伎作品として初演出を手がけます。
■歌舞伎作品の初演出に挑む
松也さんは近年、自主公演などをきっかけに歌舞伎における演出意欲が湧いたと話し、念願の歌舞伎演出ということで「新作歌舞伎『刀剣乱舞』が、何百年後かに古典歌舞伎として愛される、そして後輩たちがやりたいと思うような作品を残したいというのは信念に置いています」と意気込みました。
また、松也さんは原作ファンでもあるということで、自身が演じる三日月宗近というキャラクターは、ビジュアル撮影直前にヘアスタイルのイメージを大きく変更するほどのこだわりが。記者から「原作キャラにある、つむじの双葉っぽい前髪は今回のビジュアルに残ってましたね」と言われると「よく気づいてくれましたね!! そうなんです! そこなんです!! 原作の要素は残しながら大胆に変えたという。ありがとうございます!!!」と感激した様子で熱い思いを語りました。