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芸能一家に育った市川猿之助、襲名発表時に語ったこと「“猿之助”という名前は神様に等しい」

2023年5月18日 20:40
芸能一家に育った市川猿之助、襲名発表時に語ったこと「“猿之助”という名前は神様に等しい」
市川猿之助さん家系図
公式ホームページによると、歌舞伎俳優・市川猿之助さん(47)は、父・四代目市川段四郎さん、伯父・二代目市川猿翁さん、祖母・女優の高杉早苗さん、いとこ・九代目市川中車さんという、芸能一家で育ちました。

猿之助さんは、1980年7月歌舞伎座『義経千本桜』の安徳帝役で初お目見え。1983年7月歌舞伎座『御目見得太功記』で、二代目市川亀治郎を名乗り初舞台を踏みました。

四代目猿之助を襲名することを発表した2011年、「伯父から“僕のやってきたことを継いでほしい”ということで、その時点では“猿之助”という名前は僕の中では神様に等しいような憧れの名前ということはありますけれども、“憧れ=それになりたい”というわけではないです。あまりにも憧れすぎて」とコメント。

襲名については、「今の時点でもそうですけど亀治郎の名前に愛着があります。しかしながら、僕も好き放題、やりたい放題やって伯父には何一つ恩返しをしてませんから、ここでひとつ恩返しをさせていただくなら“継いで欲しい”と言われたのでそれで“継がせていただきます”というのがひとつの恩返しになればいいなという思いで受けました」と話していました。

また、「一番の念頭にあるのは襲名やこういうようなことを通して、個人ではなく歌舞伎というものを末永く守りたいとそのための襲名だということは僕の中では変わりません」と思いを語っていました。