タレントで怪談家の稲川淳二さん（74）が18日、毎年開催している怪談ライブ『稲川淳二の怪談ナイト』に登場しました。

『稲川淳二の怪談ナイト』は1993年から30年連続で行われているイベント。2021年までのツアーで通算911公演、観客総動員数は約63万人を記録しています。

イベントでは約2時間にわたり怪談などを披露。30年目を迎えた心境について稲川さんは「また来年、また来年って、よくしようと思って、気がついたら30年っていう感じでした。この“怪談ナイト”は間違いなくファンと一緒に作ってきた」と振り返りました。

これまで通算480話にも及ぶ怪談を披露してきた稲川さん。怪談話はどうやって生まれているのかを聞かれると「山のガイドさんやお坊さんなど、日本中にいる知人に話の破片をもらうんです。その破片をくっつけるのではなく、調べに行く。これを1年中やっているんです。何もないところから作ることもできますが、元があった方が僕は納得できる」と明かしました。

また、8月で75歳を迎える稲川さんは、今後について「私もできれば現役でいきたいなって思ってるんです。もっともっと年をとっていくと、だんだん自分が妖怪になってきてるんじゃないかと思うんです（笑）いいバケモノになってやろうかなと思ってますね」と語りました。