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声優・細谷佳正が体験した異例のアフレコ 「肝心なところが全部モザイク」 

2023年6月3日 22:10
声優・細谷佳正が体験した異例のアフレコ 「肝心なところが全部モザイク」 
細⾕佳正さん(真ん中)
声優の細谷佳正さんが1日、吹き替えを務めた映画『ザ・フラッシュ』(6月16日公開)のファンイベントに、お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さん、おいでやすこがのこがけんさんと登場。収録の裏側を明かしました。

映画は、『THE BATMANーザ・バットマンー』(2022年)、『ジョーカー』(2019年)など数々の大ヒット作を生み出してきたDCの最新作。地上最速ヒーローのフラッシュが、過去を変えたことで現在に生じたゆがみによって訪れた危機に、バットマンやスーパーガールと立ち向かっていく物語。細谷さんは主人公のフラッシュことバリー・アレンの吹き替えを担当しました。

今回の映画では、別の世界に存在する”もう1人のフラッシュ”も登場。細谷さんは、2人のフラッシュを演じ分けるという難易度の高い“一人二役”に挑戦しました。細谷さんは、「2時間程度の映画で主人公の吹替えをする場合、普通だいたい6 時間くらいで収録が終わるんです。でも今回は、バリー・アレンが2人出てくるので、収録に丸二日もかかりました」と告白。

さらに、映画の情報漏えいを防ぐために、アフレコは厳戒態勢で行われたそうで、「僕らがアフレコする映像は、肝心なところが全部モザイクなんです。しかも白黒なんですよ。口とか表情とかだけ見えているみたいな。で、画面の真ん中にDCって書いてあるんです」と異例の収録の様子を明かしました。