声優の林原めぐみさんらが4日、映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の完成披露試写会に登場し、本作の台本を初めて読んだ時の心境を明かしました。

劇場版シリーズ第26弾となる本作の舞台は、東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラをつなぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』。江戸川コナン＆灰原哀と宿敵・黒ずくめの組織の大迫力の海上決戦が描かれます。

クールな小学生でありながら、黒ずくめの組織の研究者（コードネーム：シェリー）である『灰原哀』を演じた林原さんは「きょうという日が来てしまいました。（本作を一番最初に）目にするみなさんはなにをお持ち帰りするのでしょうか。公開まで少し時間がありますが、ネタバレはみなさまのためにお控えいただきつつ、ずっとずっと温めて、また公開日におかわりしに来てください」とコメントしました。

本作は、“灰原哀回”ともいえる作品ということで「（台本を）読んだ途端、号泣っていう感じ。哀ちゃんは、みんな（コナンたち）が自分のために頑張ってくれていることを知らない。“いつ死んでもいい”と言っていた彼女がこれだけの人に愛されるようにまでなって、そして生きるということに対して自分の中に決意を持っているということに、私は泣いていたんだなというふうに思いました。それで一通り泣き終わって、冷静になって、アフレコに挑みました」と、気持ちを落ち着かせてアフレコに挑んだことを明かしました。

江戸川コナン役の高山みなみさんも「とても苦しくなるストーリーです、いろいろな意味で。号泣ポイントもたくさんあります。ハンカチは膝の上に置いてご覧いただけたらと思います」と語りました。