人気声優たちが歌合戦 古谷徹「5年ぶりに歌います」 『名探偵コナン ゼロの執行人』の主題歌でトリ飾る
今年で3回目の開催となった『声優紅白歌合戦』。紅組として伊藤彩沙さん、TARAKOさん、徳井青空さん、富田美憂さん、冨永みーなさん、中島愛さん、福原香織さん、白組としてIsla・la(保志総一朗さん)、榊原優希さん、高橋広樹さん、土屋神葉さん、中尾隆聖さん、永塚拓馬さん、古谷徹さんと、若手からベテランまで14組が出場しました。
出演者を代表し、古谷さんが「声優紅白2023。ここに開催致しまーす」と開催を宣言。出演者たちは、自身のオリジナル楽曲やキャラクターソング、出演した作品の主題歌、思い入れのあるアニメソングなどを披露し合いました。
さらに、世代を超えた声優陣がユニットを組んで歌唱する特別企画も行われ、特別ゲストとして参加した國府田マリ子さんと檜山修之さん、出演者の保志さん、永塚さん、土屋さんによるユニットが、『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』を披露しました。
そして、紅組のトリは冨永さん、白組のトリは古谷さんが務めました。『サザエさん』のカツオを演じている冨永さんは「声優紅白初参戦なので大丈夫かなと思ったのですが、この曲なら大丈夫と思って。この作品はもうすぐ55周年を迎えるんです。みなさんも参加して歌ってください」と『サザエさん一家』を披露。会場からは手拍子と声援が鳴り響きました。
一方の古谷さんは、「私は“安室透”というキャラクターを演じさせていただいているのですが、この作品(名探偵コナン)でたくさんの女性の心を鷲づかみにさせていただきました。公開時に歌って以来5年ぶりに歌います」と語り、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』の主題歌である福山雅治さんの『零-ZERO-』を披露、会場のボルテージは頂点に達しました。
白熱した対決が終わり、行われたアンケート投票。その結果は、白組が優勝。MCからトロフィーを受け取った古谷さんは、「トロフィー持って帰っちゃいけないの? 本当にうれしいです。やっぱりファンの方は素直ですね(笑)」とおちゃらけた様子を見せつつ、「紅組も白組も頑張りました。声援も沢山いただきました。本日は誠にありがとうございました」と感謝を口にしました。