俳優の中川大志さん（24）が13日、都内で行われた音楽劇『歌妖曲～中川大志之丞変化～』の製作発表に登壇し、初舞台で初主演となる今作への意気込みを語りました。

11月6日から東京・明治座をはじめ、福岡・大阪で上演される今作は、シェイクスピア作品『リチャード三世』と“昭和の歌謡界”の掛け合わせがテーマ。醜い風貌と不遇な宿命を背負っている主人公が、美貌の歌手になりかわって歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む“昭和歌謡版リチャード三世”となっています。

イベントで、中川さんは「久々に震えるくらい緊張しています」と緊張の様子を見せました。さらに、「1年半くらい前から、歌妖曲に向けて、歌のボイストレーニングが始まったりとか、少しずつ準備をしてきて、いよいよ稽古が始まり、ここまできたなという思いです」と作品のために約1年半前からボイストレーニングに通っていたことを明かしました。

また、今作が本格的な舞台に初挑戦で、初座長となる中川さん。「僕自身、念願かなって舞台の上でようやくお芝居ができることに、本当に感謝したいと思っています。すごくいい舞台にします。楽しみにしててください」と意気込みを語りました。