中村 中「命がけで頑張ります」 歌の披露は“こけられない”
歌手で俳優の中村 中さん(37)が13日、都内で行われた音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』の製作発表に登壇し、歌への思いを明かしました。
中村さんが出演する音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』は、中川大志さん(24)が初座長となり、11月6日から東京・明治座をはじめ、福岡・大阪で上演されます。
今作は、シェイクスピア作品『リチャード三世』と“昭和の歌謡界”の掛け合わせがテーマ。醜い風貌と不遇な宿命を背負っている主人公が、美貌の歌手になりかわって歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む“昭和歌謡版リチャード三世”となっており、中村さんはスター歌手“一条あやめ”を演じます。
中村さんは、「歌は不安があったり、不満があったり、いつの時代も憤りとか憧れとか、そういう気持ちから歌が生まれてくると思うんですよね。歌は訴えるというふうに言いますし。ですので、『歌妖曲~中川大志之丞変化~』をご覧になった方も、歌う私たちも、最高の憂さ晴らしになるように暴れ回ろうと思います。是非楽しみにしていてください」とコメントしました。
また、舞台で歌を披露することについて緊張するかを聞かれた中村さんは、「一番こけられないなとは思いますね。命がけで頑張ります」と歌唱への思いを明かしました。