17日に突然の訃報となった俳優の西田敏行さん。生まれ故郷の福島県内をたびたび訪れていて、9月も郡山市にある行きつけのラーメン店を訪れていました。それが郡山市の「春こま食堂」です。

西田さんは昔から友人たちと一緒にこの店を訪れていました。西田さんと30年以上の付き合いで西田さんをよく知る國分文子さん（84）。

■國分文子さん
「こんちはー。ただいまーって、下駄履いて来ていた。無性にラーメンが食べたくなって、下駄履いて、汽車ぽっぽに乗って来ちゃったって」

西田さんが最後に訪れたのは9月6日で店にはその時のサインも飾られています。店では決まって定位置に座りはビールを片手にラーメンを食べたといいます。

■國分文子さん
「ここに来るの楽しみだって、郡山に来るの楽しみだってよく言っていた」

突然の訃報に國分さんも悲しみを隠せません。

■國分文子さん
「ガックリ。楽しみなくなった。来ると、私の煮物とかおしんこ大好きで。ガックリ。何とも言えない。馬鹿野郎って。なんでーって。わんわん泣きたいね」