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山肌が幻想的なオレンジ色に染まる 三好市山城町の塩塚高原で春の風物詩「野焼き」【徳島】

2024年4月2日 17:18
山肌が幻想的なオレンジ色に染まる 三好市山城町の塩塚高原で春の風物詩「野焼き」【徳島】
徳島三好市山城町塩塚高原で、春の風物詩「野焼き」が行われ、山肌が幻想的なオレンジ色に染まりました。

愛媛県との県境にある、標高1000mの塩塚高原では毎年この時期に野焼きが行われています。

3月31日、頂上で安全祈願の神事が行われた後、地元の住民団体のメンバーらが尾根に沿って火をつけていきました。

炎はパチパチと音を立てながら瞬く間に広がっていき、斜面をオレンジ色に染め上げました。

「野焼き」は枯れた草木を焼くことで、ワラビやススキなど山野草の成長を促します。

この日は県内外から多くのカメラ愛好家が集まり、幻想的な風景にシャッターを切っていました。

(見物客は)
「初めて来たんですけど、すごい迫力で感動しました。びっくりしました」
「煙が強いけど、すごくきれい」

野焼きを終えた塩塚高原ではこれから夏にかけて多くの草花が顔を出し、観光客の目を楽しませてくれます。
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