モダニズム建築家の増田友也さんが手がけた建物19棟を記録したデジタルアーカイブを公開【徳島】
徳島県鳴門市はこのほど、モダニズム建築家の増田友也さんが手がけた市内の建物19棟を記録したデジタルアーカイブを公開しました。
デジタルアーカイブは、地元の人に愛された増田建築の価値を後世に伝えようと、3月4日に鳴門市が市のウェブサイトに公開しました。
公開されたのは旧庁舎完成時のパンフレットや市民会館でロケをした映画の撮影風景など、資料や写真約830点です。
旧庁舎や市民会館などはバーチャルリアリティー=仮想現実で見られるようになっています。
また関係者が旧庁舎時代を振り返ったインタビュー映像や、市役所新庁舎を設計した建築家・内藤廣さんと増田建築を研究する京都大学の田路貴浩教授の対談動画も視聴できます。
このデジタルアーカイブは市が連携協定を結ぶ京都大学に委託し、田路教授が中心となって制作しました。
最終更新日:2025年3月10日 14:01