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「あまのじゃく」に「雪女」…東北に伝わる”妖怪”を紹介するイベント(宮城・川崎町)

2024年11月27日 8:00
「あまのじゃく」に「雪女」…東北に伝わる”妖怪”を紹介するイベント(宮城・川崎町)

「雨降り小僧」に「あまのじゃく」そして「雪女」。
東北各地に伝わる妖怪を紹介するイベントが、、宮城・川崎町で開かれている。

うす暗い古民家の障子に浮かび上がる不気味な青森の妖怪「骨女」。

この「みちのく妖怪めぐり」は、東北各地に伝わる妖怪の魅力を知ってもらおうと、川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園が毎年開いている。

東北の古民家が移築された「ふるさと村」には、様々な仕掛けが作られている。

難産で死んだ女が念仏を唱える間赤ん坊を抱いてほしいと頼む山形の妖怪「産女」や、古い柿の木の実が真っ赤な顔の大入道に化けた宮城の妖怪「タンタンコロリン」。女の姿をした大蛇が村人の魂を吸い取ると恐れられた福島の妖怪「沼御前」など、32の妖怪が紹介されている。

土日と祝日には「妖怪さがし」のイベントがあり、参加者全員にもらえるオリジナルの妖怪缶バッチは子どもたちに人気がある。

参加した子ども
「雪女とかの声が怖かったから、お父さんに探してもらった。少し怖かった」
「いっぱい(妖怪を)見つけました。すごく楽しかったです」

子どもたちを怖がらせて魅了する東北ゆかりの妖怪。
「みちのく妖怪めぐり」は、来年2月24日までで期間中は様々な催しが企画されている。

最終更新日:2024年11月27日 8:00
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