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先祖や故人を供養 お盆の風習 祈りさまざま 

2024年8月14日 14:56
先祖や故人を供養 お盆の風習 祈りさまざま 

先祖や亡くなった人を供養するお盆の時期、県内では趣が違うさまざまな風習で祈りがささげられています。

八戸市鮫町にある浮木寺の墓地では墓獅子が行われました。
江戸時代から200年以上伝わる鮫神楽の演目の1つです。
迎え火が焚かれた墓の前で物悲しい掛歌が流れ、獅子が体を震わせながら地に伏したり天を仰いだりして死者を悼む気持ちを表現します。

★墓参りの人
「獅子舞とか神楽の関係の方々とは親しくしてもらっていたので喜んでいると思います」

墓参りの人たちは悲しみをたたえた舞に気持ちを重ね静かに手を合わせていました。

風間浦村の下風呂温泉郷では納涼まつりが行われました。公民館では2年前に復活した『下風呂小唄』を旅館のおかみたちが踊りました。

★参加した子ども
「(下風呂小唄について)歌詞がすごい下風呂って感じがしていいと思いました」

★下風呂温泉おかみの会 長谷雅恵 会長
「もっとたくさんの人が踊れるようになったら楽しいなと思います」

踊りの輪の中には子どもたちも入りお盆の楽しいひとときを過ごしていました。

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