萬翠荘で美大生たちの作品展「びび美展」染物や陶芸など70作品を展示
美術を学ぶ大学生たちによる展覧会が愛媛県松山市で始まりました。
萬翠荘で始まったのは、東京の「女子美術大学」工芸専攻の学生20人による展覧会『びび美展』です。
「女子美術大学」は、創立124年を迎えた日本最古の私立の美術学校で、今回、萬翠荘の風情の中で学生の作品を楽しんでもらおうと開催が決まりました。
会場には染物や刺繍、陶芸など70作品が展示され、学生による解説が行われています。
こちらは、ガラスの内側に彫刻を施し、表面を立体的に見せる技法で仕上げた作品『しぜん』です。
女子美術大学 工芸専攻4年 廣瀬日菜さん:
「窓の隙間から吹き込むような、流れるような風を表現していたり、葉っぱの葉脈のような流れるエネルギーを表現した作品になってます」
『びび美展』は今月25日まで開催され、会期中、隣接する喫茶店「愛松亭」では学生たちが作った器でコーヒーやケーキが提供されます。