子役としてドラマなどで活躍する泉谷星奈（いずたに・らな）さん（7）が23日、出演した映画『はたらく細胞』のイベントに登場。7歳とは思えない堂々としたコメントを披露しました。

映画『はたらく細胞』（12月13日公開）は、人気コミックを実写映画化した作品で、赤血球や白血球など、からだの中で働く細胞を描いた物語。シリーズで初めて、人間の世界も描かれます。泉谷さんは、血小板の一員を演じました。

この日のイベントは『ファミリープレミア試写会』と題され、多くの親子が来場。泉谷さんのほか、人間の世界で父親役を演じた阿部サダヲさん（54）や、松本若菜さん（40）、マイカ ピュさん（10）が登壇しました。

泉谷さんは、集まった観客に、「皆さんお忙しい中、きょう来てくれてありがとうございます」と感謝。すると、阿部さんが「俺より立派なこと言わないで！」、松本さんが「本当、しっかりしてるんだから」と、泉谷さんのしっかりとした挨拶を褒める一幕がありました。

続けて、完成した映画の感想を求められた泉谷さんは、「この映画を見て、からだの中でこんなに（細胞などが）働いているんだなと思って、自分のからだをもっともっと大切にしようと思えた。からだの中で白血球とか赤血球が、働いているっていうのも勉強になりました。皆さんもそうやって思ってくれるとうれしいです」と、しっかりコメント。「勉強になるな」と再び感心した阿部さんは、「おいくつですか、今？」と質問すると、泉谷さんは、「（小学）1年生の7歳です」と、はにかみながら回答。そこに、阿部さんがすかさず「54歳です」と返すと、観客から笑いが起きました。