宇和島藩の伊達家と源氏物語の作者・紫式部のゆかりをたどる企画展【愛媛】
宇和島藩の伊達家と源氏物語の作者・紫式部のゆかりをたどる企画展が宇和島市で開かれています。
伊達博物館で開かれている企画展では、宇和島藩の伊達家に伝わる源氏物語に関するお香の道具や和楽器などが展示されています。
伊達家と源氏物語の作者である紫式部は、共に藤原鎌足から始まる藤原氏を祖先としていて、源氏物語は伊達家の人々に代々、親しみを持って読み継がれてきたということです。
蒔絵小鼓箱には、箱の側面に、光源氏の妻・女三宮を別の男性が見初める源氏物語の一場面が蒔絵で表現されています。
学芸員は、「展示資料を通じて、文学の世界をより身近に感じてほしい」と話していました。
企画展、伊達家と「源氏物語」は10月7日まで開かれています。