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江戸時代から受け継がれてきた伝統芸能「奴行列」を紹介・瀬戸内海歴史民俗資料館

2025年2月12日 14:49
江戸時代から受け継がれてきた伝統芸能「奴行列」を紹介・瀬戸内海歴史民俗資料館

香川県内の祭りなどで盛んに行われてきた
伝統芸能「奴行列」を紹介する企画展が
高松市の瀬戸内海歴史民俗資料館で開かれています。

「奴行列」は江戸時代に大名行列が取り入れたとされ、
立傘や台傘など様々な奴用具を持って地域を練り歩く伝統芸能です。

全国で報告されているおよそ600件のうち
100件程が香川県に残されていて、
会場では県内各地の奴行列の様子が写真や映像で紹介されています。

また坂出市の喜佐波神社の祭りで使われている奴用具や装束など
44点も展示されていて、
こちらの高松松平家から贈られた箱には「三葵の紋」が確認できます。

この企画展は今月24日までで
資料館では奴行列が地域の人たちによって
大切に受け継がれていることを知ってほしいとしています。

最終更新日:2025年2月12日 14:53
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