「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」など、世界中で親しまれるアニメ映画を手がけるスタジオジブリの展覧会が、岡山市で始まりました。

　会場の岡山県立美術館には、開館を待ちわびる列。9日始まった「鈴木敏夫とジブリ展」です。鈴木敏夫さんは世界を代表するアニメ映画を輩出してきた、スタジオジブリのプロデューサーです。

　鈴木さんの8000冊を超える書籍や映画コレクションの展示をはじめ、作り手とジブリ作品を誕生させるまでの過程を紹介しています。また湯婆婆の口から引けるおみくじや、トトロとの記念撮影なども楽しめます。

（訪れた人は）「何代にも渡って楽しめるのが 他にない世界だと思って。これからも見続けていきたいと思う。」「（ジブリの）世界観がたっぷり味わえて良いと思います。」

　ジブリ映画の魅力と、その誕生に迫る「鈴木敏夫とジブリ展」は、9月1日まで岡山県立美術館で開かれています。