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松のこも巻き 岡山後楽園で冬支度

2024年10月16日 18:53
松のこも巻き 岡山後楽園で冬支度

 日本三名園のひとつ、岡山市の岡山後楽園で、松の木を害虫から守る恒例の「こも巻き」が行われました。

 こも巻きは、松を枯らす害虫が冬を越すために地面に降りてくる習性を利用して、木の幹に巻いた「こも」に誘い込む、伝統的な駆除の方法です。

 岡山後楽園で委託業者が、240本の松にわらで編んだ「こも」を縄で巻いていきました。今年50回目を迎え晩秋の風物詩になっていて、訪れた人たちは写真に収めるなどしていました。

 巻きつけられた「こも」は来年(2025年)2月下旬に取り外され、害虫と一緒に焼く「こも焼き」が行われます。

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