日本の教育現場を知り、自国の教育水準の向上につなげようと、モンゴルの教育関係者が宮崎県都城市の高等専門学校を視察しました。

都城高専を訪れたのは、モンゴルの理数科の教職員など10人です。
この研修はJICAの訪日青年研修の一環として行われているもので、一行は今月17日から県内の教育機関を視察しています。

都城高専の担当者は、学生が学校の外に出て古民家を改修したり、空き家を活用したイベントを開催したりするなど、地域とのつながりを重視した教育を行っていることを紹介。
この後、一行は都城高専の設備や学生の研究内容を見学しながら、モンゴルにある6つの高専との違いを学んでいました。

（参加者は）
「私たちはまだ発展途上国というカテゴリーなので、自分たちの身近な生活と体験と、その知識を結び付けるための様々な設備が必要だと感じました」

この研修は今月28日まで行われ、最終日にはモンゴルの教育水準向上に向けたアクションプランを発表するということです。