高校生ジャズバンド「都高ビッグバンド」の魅力
今回は、宮崎県立都城工業高校のジャズバンド部「Toko Big Band」をご紹介。
「Toko Big Band」は、もともと吹奏楽部として活動をスタートしましたが、部員数の減少を受け、約15年前に少人数でも演奏可能なビッグバンド形式へと転向。
以来、県内での演奏活動を通じて実績を積み重ねてきました。
昨年8月には兵庫県で開催された西日本大会で4位に入賞し、その実力が認められています。
現在、部員数は2年生9人、1年生13人の計22人。楽曲ごとにメンバーを編成し、様々なスタイルの演奏を楽しんでいます。
部長の宮田侑奈さんは、「高校からジャズを始める機会は貴重で、Toko Big Bandで高校生からジャズをできるのが一番の魅力」と語ります。
また、顧問の甲斐正人先生は「県内で唯一の高校生のジャズバンドとして、県外にも発信していきたい」と意気込みを語りました。
各パートの特徴と魅力
- トランペット
華やかな音色が特徴で、バンド全体の雰囲気を決定づける重要なパート。部員たちは「自分の音色が前面に出る瞬間が最高」と語ります。 - トロンボーン
力強く優しい音色でホーンセクション全体を支え、バンドのダイナミクス(抑揚)を作ります。「中音域の魅力に惹かれる」との声も。 - サックス
アルト、テナー、バリトンサックスで絶妙に調和し、表現力豊かな旋律を奏でます。「学年を超えたチームワークが自慢」。 - リズムセクション(ピアノ、ベース、ドラム)
バンド全体の進行感を支える要。リズムの一体感とアドリブの楽しさが大きな魅力です。「アドリブソロで自分の個性を出せるところが楽しい」「リズム隊同士で息を合わせながらひとつの音にするのが魅力」
番組ではライブ演奏を披露!
♪The Cat 、♪Take the "A" train の2曲を演奏
迫力ある演奏で思わず踊りたくなるような空気感がスタジオにも届きました!
Toko Big Bandは、3月20日(木・祝)午後4時 ~ 都城市総合文化ホールで行われるイベント「ビートの融合 世代を超えたセッション」に出演予定。
プロのドラマーも参加する見応えたっぷりのステージです。(一般:1000円、高校生以下:500円)