33年ぶりの御開帳 「原七郷の守り観音」南アルプス市の長谷寺で公開 山梨県
南アルプス市の長谷寺で、平安時代の作とされる秘仏の本尊「十一面観世音菩薩立像」が公開されました。
長谷寺の十一面観世音菩薩立像は、御開帳は33年に一度行われるもので、今回は16日から18日までの3日間にわたって公開されました。
菩薩像は一木造りで平安時代の作とされ、古くから馬の守護のほか、御勅使川扇状地の村々に雨をもたらす「原七郷の守り観音」として広く信仰を集めてきました。
寺によると、今年は国重要文化財である本堂の再建500年が重なる特別な年で、御開帳に合わせて寺の歴史や信仰について解説する講座も開かれました。