増穂中が閉校記念ソング制作 卒業生の初代JSB・SaSAさんが作詞作曲 合唱を初披露 山梨
今年度で閉校する富士川町の増穂中学校で1日、閉校を記念して制作された合唱曲を全校生徒が披露しました。作詞作曲を担当した卒業生で初代 J SoulBrothersのSaSAさんも訪れ、懐かしの母校に思いを馳せました。
富士川町の増穂中は生徒数の減少を背景に今年度で閉校し、来年度からは町内の鰍沢中学校と統合して新たに「富士川中学校」となることが決まっています。
増穂中では閉校を前に思い出を残そうと記念の合唱曲を制作しました。歌詞や曲調は全校生徒からアイデアを募集。それをもとに卒業生で初代 J SoulBrothers の元ボーカル・SaSAさんが作詞作曲しました。
増穂中の卒業生 SaSAさん
「子どもたちから純粋に出てきた言葉なので凄く力がありますし、だから一緒に作っている感じでした。来年統合されてしまうので寂しい気持ちはあると思う。ここで学んだことやいろいろな楽しい経験を生かして、前に進んでいってほしい。歌とともに」
完成した記念ソングは「旅立ちの歌」(作詞作曲・笹本将崇)です。1日に開かれた合唱発表会で初披露されました。
合唱した生徒は
「『誇りと感謝この歌に込めて』という歌詞がとても心にきました」「寂しさもあるけど次の富士川中学校へつなぐ希望の歌でもあるので前向きな気持ちで歌いました」
生徒たちは来年3月23日の閉校記念式典に向け、記念ソングの合唱練習を重ねていくということです。