7000匹の“蝶のカーテン”も… 幻想的な切り絵を紹介 鶴岡さゆり氏の作品展 山梨
身延町の美術館で蝶と森をテーマにした幻想的な切り絵の企画展が開かれています。
身延町下山にある富士川切り絵の森美術館では現在、「鶴岡さゆり現代切り絵展」が開催されています。作品展のテーマは「蝶と不思議の森」。繊細な切り絵で表現された動物など約40点の作品を楽しむことができます。
生き物の質感表現が得意だという鶴岡さんの作品。今回、展示の目玉となるのが…
松永記者
「こちらの作品展の最大の見どころは、切り絵で作られた約7000匹の蝶が織りなすインスタレーションです」
会場ではこのほか、壁面展示なども合わせ約1万匹の切り絵の蝶が鑑賞できるということです。
富士川切り絵の森美術館 宝示彩さん
「鶴岡さんの作品は色で再現する質感や目の力強さがいきいきとした表現。まるで本物の動物がそこにいるような感覚になるものばかり。世代によってもどう感じるかというのを友達とかいろんな方と話しながら楽しんでもらえれば」
作品展は12月22日まで開催されます。