三者三様「作家の個性見比べて」切り絵作家3人による作品展 約80点を展示 山梨・身延町
身延町の美術館で、3人の切り絵作家による三者三様の個性が光る作品展が開かれています。
身延町下山の富士川切り絵の森美術館です。
関西を中心に活動する3人の切り絵作家の作品、約80点を集めた企画展が開かれています。
荒木キャスター
「こちらは今井清香さんの作品…一見、猫の顔のように見えますがよく見るとネズミやチョウなどの生き物が組み込まれていてとても繊細です」
緻密に切り抜かれた紙が織りなす幻想的な雰囲気が見る者を引き付けます。
会場にはほかに、白と黒のコントラストを生かした宮北岳人さんの作品、カラフルでポップな作風が印象的な高跳さんの作品と、三者三様の個性が光る作品が並んでいます。
富士川切り絵の森美術館 宝示彩さん
「同じ白黒の切り絵であっても表現方法は違ってくるので、そのあたりは面白いかなと思う。(作家が)どういった表現方法を確立していったかというのを見比べながら、ご覧いただきたい」
この企画展は来月22日まで開かれています。