北杜市のミュージアムで、「イメージの魔術師」と称される 絵本作家「エロール・ル・カイン」の原画展が開かれています。

　北杜市高根町の「えほんミュージアム清里」で開かれているのは、「エロール・ル・カイン絵本原画展」です。

　エロール・ル・カインは、アニメーション制作に携わりながら絵本作家として活躍し、生涯で48冊の作品を残しました。

　一人の作家が描いたとは思えないほど、作品ごとに雰囲気の異なる多彩な作風から、「イメージの魔術師」とも呼ばれています。

荒木キャスター
「会場には漫画家のさくらももこさんがル・カインについて書いたエッセイのポスターも…さくらさんは高校の時に彼の作品に出会い、魅了されたということです」

　会場に並ぶのは約80点の絵本の原画です。

　今もなお多くの人をひきつける、きらびやかなル・カインの世界を楽しむことができます。

えほんミュージアム清里 小山俊恵さん
「ル・カインは物語の世界を美しく繊細な描写で表現しています。『イメージの魔術師』と称されるエロール・ル・カインの細密で華麗な原画をご覧ください」

　この原画展は7月1日まで開かれています。