DMMビットコイン、経営立て直し断念…廃業の方針 預かり資産はSBIグループに移管へ
暗号資産の交換業を営むDMMビットコインは、ビットコインの不正流出からの経営立て直しを断念し、廃業する方針を明らかにしました。顧客からの預かり資産はSBIグループに移管されます。
DMMグループのDMMビットコインでは、ことし5月、およそ482億円相応のビットコインが不正に流出し、それ以降、買い注文の受け付けなどサービスの制限が続いていました。
こうした中、DMMビットコインは2日、「このような状況が長引くことは、お客さまの利便性を大きく損なうと判断した」として、廃業する方針を発表しました。経営の立て直しを断念した形です。
顧客から預かっている資産は、来年3月頃をめどにSBIグループの「SBI VCトレード」に移管され、手続きが完了した後に廃業するということです。
最終更新日:2024年12月2日 12:44