長期金利がおよそ10年ぶりの高水準となる中、三菱UFJ銀行に続き三井住友信託銀行も、定期預金の金利を週明けから大幅に引き上げると発表しました。

三井住友信託銀行は2日、日銀の金融政策の修正を受け、来週月曜日から定期預金の金利を引き上げると発表しました。

満期まで解約できないタイプの5年の金利を0.01パーセントから0.1パーセントに、通常の定期預金も5年を0.002パーセントから0.07パーセントに、7年、8年を0.002パーセントから0.1パーセントと50倍に引き上げました。

三井住友信託銀行が金利を引き上げるのは、2012年の合併後初めてということです。

1日は三菱UFJ銀行が10年定期の金利を100倍に引き上げると発表するなど、日銀の金融政策修正の影響が広がっています。