中東情勢うけ円安一段と進行 1ドル=154円突破
外国為替市場で円安が進み円相場がおよそ34年ぶりとなる1ドル=154円台まで下落しました。
イランがイスラエルを攻撃し、中東情勢が一層緊迫化する中、原油価格が上昇して日本経済に影響を与えるのではないかとの懸念が広がり、ドルを買って円を売る動きが進んでいます。
円相場は今年に入り金融政策の影響などからドルに対して13円以上円安が進んでおり、11日にもおよそ34年ぶりに153円を突破していましたが、中東情勢がここにさらに影響している状況です。
市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が一段と高まっています。