10月17日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに上昇しました。終値は、16日に比べて381円26銭高い3万2040円29銭でした。

日経平均株価は16日、中東情勢を受けて約700円の大幅な下落となっていましたが、17日朝の取引では買い戻され、一時は上げ幅が600円以上となりました。

また、アメリカの中央銀行にあたるFRBが11月の会合で政策金利を据え置くとの見方が広がったことなどから前の日のアメリカ市場で主要な株価指数が軒並み上昇していたことも、17日の東京市場で買い注文が膨らむ要因となりました。

しかし大きく上昇したあとは、再び中東情勢を警戒した売り注文が入り、日経平均株価は上げ幅を縮めて17日の取引を終えました。

東証プライムの売買代金は、概算で3兆1248億円。売買高は、概算で11億9118万株。