イオン、店舗に従業員向け保育所設置へ
流通大手「イオン」が、自社で運営する保育所を店舗などに設けることが明らかになった。
イオンが計画しているのは、従業員の子育て支援のため、ショッピングセンターやスーパーなどの商業施設内に自社で運営する保育所を作るというもの。イオンの商業施設には、顧客の利便性の向上や売り上げアップを狙い、すでに保育所が入っている施設もあるが、自社が運営する保育所も作ることで、従業員が働きやすい環境を整えたい考え。16年春までに東京など15か所、18年春までには46都道府県それぞれ1か所以上、従業員が利用できる保育所を商業施設に導入する方針。
イオンには、国内外で約9万7000人の社員がいて、そのうち約44%を女性が占めているが、管理職の割合は15%程度だという。20年までに女性管理職の比率を50%まで高め、女性の活躍を後押しする狙いもある。