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JT飲料自販機事業 ビール系3社買収意欲

2015年4月14日 12:32
JT飲料自販機事業 ビール系3社買収意欲

 飲料製品の製造・販売から撤退するJT(日本たばこ産業)の飲料自動販売機事業の買収に、ビール系の大手飲料3社が意欲を示していることがわかった。

 JTは今年2月、競争の激しい市場で短期間に商品を開発し続けるのは困難と判断し、9月末をメドに飲料製品の製造・販売から撤退すると発表している。

 JTの自動販売機事業の買収に、サントリー食品インターナショナル、アサヒ飲料、キリンビバレッジなどビール系の大手飲料3社が意欲を示していることがわかった。

 JTは、全国で26万台を超える飲料の自動販売機を運営しており、3社はJTの自動販売機事業を買収することで、飲料のシェアを拡大したい考え。