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サントリー食品 JT自販機事業など買収へ

2015年5月25日 20:22
サントリー食品 JT自販機事業など買収へ

 サントリー食品インターナショナルは、飲料製品の製造・販売から撤退するJT(=日本たばこ産業)の飲料自動販売機事業の子会社や飲料ブランドを、1500億円で買収することで合意したと発表した。

 この買収により、サントリー食品インターナショナルはJTの持つ飲料自動販売機事業の子会社2社の株式と、飲料ブランド「ルーツ」と「桃の天然水」を取得する。買収額は、1500億円に上る。

 JTは、全国で約26万台の自動販売機を運営しており、今回の買収で、サントリー食品インターナショナルは、保有する自動販売機台数が72万台を超え、首位の日本コカ・コーラに次ぐ、2位となる。

 JTは、今年2月、競争の激しい市場で短期間に商品を開発し続けるのは困難と判断し、9月末をメドに飲料製品の製造・販売から撤退すると発表していた。

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