商品に虫が混入していた問題で販売を停止していたまるか食品の「ペヤング」ブランドの焼きそばが、８日から関東地方で販売を再開した。

　８日朝、都内のスーパーでは「ペヤングソースやきそば」が約半年ぶりに店頭に並んだ。この店では品切れを警戒して当面は「１人２個まで」と断りを入れていた。

　サンケイスーパー・早津健店長「まずは食べたいということで買う方がいっぱいいるでしょうから」

　まるか食品は去年１２月、顧客からゴキブリが混入していたとの報告を受けて、全ての商品の製造と販売を休止していたが、その後、製造ラインのセンサーカメラを増設するなど工場内でのチェック機能を強化したほか、容器のフタの部分をシールをはがす形に変えるなど密封性を高めた。味や価格は変えていない。

　８日から関東で販売を再開し、今後、順次全国に拡大していく方針。