「ペヤング」ブランドの焼きそばにゴキブリが混入していた問題で、全ての商品の製造を休止していた製造元の「まるか食品」は１９日から製造を再開し、６月８日からは販売も再開すると発表した。

　まるか食品は去年１２月、顧客がＴｗｉｔｔｅｒでゴキブリが混入しているとつぶやいているのを見つけ、分析した結果、「製造過程で混入した可能性が否定できない」として、全ての商品の製造と販売の休止を決めた。その後、品質管理スタッフの増員や、製造ラインのセンサーカメラを増設してチェック機能を強化するなどの改善策を講じてきたが、「一定のめどがついた」として、１９日から商品の製造を再開した。容器からお湯を捨てるための「水切り」も、他社と同様、シールをはがす形に変えたという。

　来月８日からの関東での販売再開を皮切りに、順次全国に拡大していく方針。