東電とソフトバンク“販売連携”検討開始
東京電力は、ソフトバンクモバイルと家庭向けなどの電力販売の連携で基本合意に向けた検討を開始すると発表した。
東京電力とソフトバンクは、電力と携帯電話サービスの販売で連携する。具体的には、電力と携帯電話をセットで購入した人に料金を割り引くサービスなどを全国で展開することを検討する。2社は今年度前半までの基本合意を目指す。また、東京電力は、首都圏では、NTTドコモやKDDIなど他の通信事業者との連携も視野に入れるとしている。
現在、家庭向けの電気は、大手電力会社が地域ごとに販売を独占しているが、来年4月から自由化される。東京電力はソフトバンクの店舗網を生かし、販売地域を拡大することで、販売強化や顧客の獲得につなげたい考え。