アブダビ陸上油田 権益5%を獲得
国際石油開発帝石は27日、アブダビ陸上油田の権益5%を獲得した。大規模な陸上油田の開発・生産に日本企業が参加するのは初めてのこと。
国際石油開発帝石が獲得したのは、アラブ首長国連邦・アブダビの陸上油田の権益5%で、期間は40年。アブダビ陸上油田は1日当たりの生産量が160万バレルと世界有数の大規模な油田である上、パイプラインにより、ホルムズ海峡を使わずに輸送することができるため、日本のエネルギーの安定確保に大きく貢献すると期待されている。
宮沢経産相「これまでの資源外交が結実した成果であると考えております」
こうした陸上の大きな油田の開発・生産に日本企業が参加するのは初めてだということで、安倍首相も今回の権益確保を歓迎するコメントを発表している。